馬に会いたい。
乗馬は続けたい。
でも、乗馬クラブへ行くことを考えると、気持ちが重くなる。
そんなことはありませんか?
本当は、大好きな馬と過ごすために通い始めたはずです。
それなのに、いつの間にか馬のことよりも、オーナーやインストラクター、会員同士の人間関係を考える時間のほうが長くなっている。
「もう辞めたほうが楽かもしれない」
そう思いながらも、馬と離れることを考えると、それもつらい。
この記事は、そんな方に向けて書いています。
馬に会いたい。でも、あの人には会いたくない
乗馬クラブは、人と人との距離が近い場所です。
オーナー、インストラクター、スタッフ、会員など、立場の違う人たちが、同じ馬や同じ場所に関わります。
それぞれに、馬の扱い方や乗馬に対する考えがあります。
安全に関わることだからこそ、指導する側の言葉が強くなることもあります。
受け取る側は、その言葉に傷ついたり、自分を否定されたように感じたりすることがあります。
こんなことで悩んでいませんか?
- インストラクターの言い方が怖く、質問できない
- オーナーに意見を伝えると、通いづらくなりそうで不安になる
- 特定の会員やグループに気を使っている
- 陰口や噂話に疲れている
- 自分だけ扱いが違うように感じる
- 周囲の目が気になり、純粋に乗馬を楽しめない
- クラブを変えたいが、好きな馬とは離れたくない
一つひとつは我慢できることでも、それが続くと、クラブへ向かうこと自体が苦痛になってきます。
そして、次第にこう考えるようになります。
「私が気にしすぎなのだろうか」
「もっと我慢するべきなのだろうか」
「ここで乗馬を続けるには、黙っているしかないのだろうか」
「辞める」か「我慢する」か
人間関係がつらくなると、選択肢が二つしかないように感じることがあります。
一つは、何も言わずに我慢して通い続けること。
もう一つは、乗馬クラブを辞めること。
けれども、本当にその二つしかないのでしょうか。
相手が変わることだけを待っていると
「もっと優しく教えてほしい」
「平等に接してほしい」
「嫌な言い方をやめてほしい」
「会員同士で仲良くしてほしい」
そう願うのは、自然なことです。
しかし、相手を自分の思うように変えることは簡単ではありません。
相手が変わることだけを待っていると、自分の気持ちや行動まで、相手に左右され続けることになります。
我慢することだけが、自分にできることではありません
相手を変えられないからといって、自分が我慢するしかないわけでもありません。
たとえば、次のようなことを整理してみます。
- 自分は何に傷ついたのか
- 相手の言葉を、どのように受け取ったのか
- 本当は相手に何を伝えたいのか
- 何を恐れて、言えずにいるのか
- どこまでが自分の課題で、どこからが相手の課題なのか
- 自分はこれから馬とどう関わりたいのか
こうしたことを整理すると、これまで見えていなかった選択肢に気づくことがあります。
「自分はどうしたいのか」を知る
今のクラブに通いながら、相手への伝え方を変えてみる。
無理な付き合いから、少し距離を置く。
別のインストラクターに相談する。
クラブを移るための準備をする。
自分の気持ちを整理したうえで、今のクラブを離れる。
どれが正しいということではありません。
同じ出来事が起きても、選ぶ道は一人ひとり違います。
大切なのは、人間関係に追い詰められて決めるのではなく、自分が納得できる道を選ぶことです。
乗馬クラブの外でも、同じことが起きていませんか?
「立場が上の人に意見を言えない」
「嫌われるのが怖くて断れない」
「周囲に合わせすぎて疲れてしまう」
「相手の機嫌が悪いと、自分のせいだと思ってしまう」
乗馬クラブで起きていることを振り返ると、職場や家庭でも、似たようなことを繰り返していると気づく場合があります。
乗馬クラブではインストラクターの顔色をうかがい、職場では上司の顔色をうかがう。
クラブでは会員同士の関係に気を使い、地域や友人関係でも言いたいことを我慢する。
場所や相手が変わっても、同じような苦しさが続いているとすれば、相手や環境だけが問題ではないのかもしれません。
自分の考え方や行動のパターンに気づくことが、新しい関わり方を見つける第一歩になります。
馬の世界を知っている私だから、伝えられること
私は、大学の馬術部から馬の世界に入りました。
その後、競走馬の生産・育成、乗馬クラブ、馬のトレーニング、観光乗馬など、さまざまな形で馬と人に関わってきました。
現在は、沖縄県の伊江島で観光乗馬施設を運営しています。
馬の世界には、人を引きつける大きな魅力があります。
同時に、人と人との距離が近く、誰もが馬に対して強い思いを持っているからこそ、関係が難しくなることも知っています。
どちらかを悪者にするだけでは、解決しない
オーナーには、施設を運営する立場があります。
インストラクターには、人と馬の安全を守りながら指導する責任があります。
会員にも、それぞれの思いや事情があります。
そのため、誰か一人を悪者にするだけでは、解決しないことがあります。
だからといって、悩んでいる人に「あなたが我慢すればいい」と言いたいわけでもありません。
誰かを一方的に責めるのではなく、自分と相手の両方を尊重しながら、自分にできることを考える。
私は、そのためにアドラー心理学が役立つと考えています。
アドラー心理学を、日常の人間関係に生かす
「沖縄アドスタ」は、アドラー心理学の基礎を学びながら、日常の人間関係に生かしていくための継続的な勉強会です。
知識を一方的に聞くだけの講座ではありません。
参加者同士の対話やワークを通して、自分の日常と結びつけながら学びます。
沖縄アドスタで大切にしていること
- 自分の考え方や行動のパターンに気づく
- 相手を変えようとするのではなく、自分にできることを考える
- 自分と相手を尊重したコミュニケーションを学ぶ
- 困難に向き合う勇気を育てる
- 周囲の人を敵ではなく、仲間として見る
ここで学ぶことは、乗馬クラブだけでなく、職場や家庭、友人関係などにも生かすことができます。
悩みを無理に話す必要はありません
沖縄アドスタは、悩みを相談することを前提とした場ではありません。
乗馬クラブで起きていることを、みんなの前で話す必要はありません。
話したくないことを、無理に話す必要もありません。
ほかの参加者の話を聴くだけでも構いません。
勉強会で知った個人的な内容を外部で話さないことを、参加者全員の共通の約束としています。
乗馬関係者だけの勉強会ではありません
沖縄アドスタには、子育て、家族、職場、友人関係など、さまざまなテーマに関心を持つ方が参加します。
乗馬関係者だけを対象とした勉強会ではありません。
だからこそ、馬の世界とは異なる経験や考え方に触れ、一人では気づかなかった見方と出会うこともあります。
私は長く馬の世界で仕事をしてきたため、乗馬クラブという場所の特徴や、そこで起こりやすい人間関係を理解したうえで、一緒に考えることができます。
第3クールは9月28日(月)に始まります
沖縄アドスタ第3クールは、2026年9月28日(月)に始まります。
初回のテーマは、
「アルフレッド・アドラーと5つの基本前提」
です。
オンライン勉強会は、原則として第2・第4月曜日の午後7時30分から9時まで、Zoomで開催します。
全国から参加できます。
初めて参加する方は、最初の連続2回を無料で体験できます。
詳しい内容、料金、参加方法は、沖縄アドスタの案内ページでご確認ください。
馬を好きな気持ちまで、手放さないために
人間関係の問題が、すぐにすべて解決するとは限りません。
アドラー心理学も、相手を思いどおりに変える魔法ではありません。
けれども、
「私は、何に苦しんでいるのだろう」
「私は、何を恐れているのだろう」
「私は、本当はどうしたいのだろう」
と、自分に問いかけることはできます。
馬が好きだから、これからも乗馬を続けたい。
でも、今の人間関係のままでは苦しい。
そう感じているなら、一人で抱え込まず、少し違う角度から今の状況を見つめてみませんか。
相手を責めるためでも、自分を責めるためでもありません。
自分の人生のハンドルを、もう一度、自分の手に戻すための学びです。
まずは、連続2回の無料体験からご参加ください。

